液体化学品の海上輸送は、人々の生活水準の向上に不可欠なものですが、特に、我々は、オセアニアとアジア間の液体化学品の5割以上を輸送しており、地域に与える貢献度と責任は非常に大きいものです。このような社会的役割を全うする上で、我々は、国籍・年齢・学歴等による隔てなく、メンバーが其々の長所を伸び伸びと発揮しうる「公器」として活動し、多様性と各人の強みを活かすべく、各人・各事務所の自発性と大幅な権限を尊重しています。その結果、其々の地域の御客様の諸事情に応えられる柔軟性を持つ、高品質サービスの提供を世界規模で実現しています。
そして、我々は、利害関係者の皆様との長期的な共栄実現の為、量や規模の拡大ではなく、質の向上をめざし、その質には、各利害関係者の納得感、信頼、誇り等が含まれます。
今後とも、感謝、責任、誠意等、基本的価値観の下、パートナーの皆様とともに、社会のニーズに応え続けます。どうぞ、引き続きご支援、ご指導を賜りますよう、宜しくお願い致します。
ドーヴァルは、1970年に日本とオーストラリア、ニュージーランド間の液体化学製品の海上輸送を目的として、オーストラリアのメルボルンにて誕生しました。
船舶(Vessel)による海上輸送は、あたかも地球の血管(Blood Vessel)のように、世界各地に散在する資源を安全に輸送し、循環させることにより、地域と世界の経済発展に貢献する重要な役割を担っています。
特に液体化学品の海上輸送は、液体化学品が生活レベルの向上に必要不可欠な資源である性質と同時に取り扱いの困難さから、安全輸送確保のための国際基準も年々厳しくなり、とりわけ、我々の主要航路である豪州では、一層厳格な基準が要求されています。
我々ドーヴァルは、非常に貴重な船舶や貨物を預かる船員、更には船舶管理にも、通常の海上輸送業務よりも一層厳しい基準を設け、誇りと責任を持って業務に携わっております。